詳細表示機能などを追加
詳細表示機能
PicPieは元画像を中間バッファに展開してから拡大縮小表示しています。速く描画してスクロールなどを快適にするためですが、元画像が中間バッファよりも大きいと表示が潰れてしまいます。今回、元画像をそのまま表示する機能を追加しました。スクロール操作が終わってから一定時間たつと詳細描画するので、荒い画像が急にスッキリ見えるような動きをします。
キーボード処理の変更
標準ではキーフック処理をしないようにしました。UtilityPlusと共存して使えます。というか、WS0003SHでは ie キーや メールキーを20回以上使うと、ボタンにアサインされているアプリが起動してしまうというバグがあるので、UtilityPlusの併用をお薦めします。
キー機能定義ファイル
キーと機能呼び出しをPicPie.confファイルで設定できるようにしました。
ブックマーク機能
一個だけブックマークを設定できます。ファイル名、位置、倍率を記憶して、キー一発でその状態に戻ります。最近、本をスキャンしてPicPieで読んだりしています。文の行頭でマークしておいて画面をスクロールさせながら行末まで読んだら、一発で行頭に戻れるようにつけた機能ですが、いろいろ使い道がありそうです。
主な機能
- 拡大縮小
- ボリュームキーの大小で、画像の拡大縮小ができます。
- 画面をダブルタップすると拡縮カーソルがでるので、そのまま上下にドラッグすると画像の拡大縮小ができます。
- スクロール
- 十字キーで画像がスクロールします。
- 単に画面をドラッグしても画像をスクロールできます。
- 画像選択
- 右ソフトキーでサブメニューがでるので、画像選択画面を呼び出せます。
- コマンドラインから画像を指定できるので、拡張子の関連付けを行うと、ファイルエクスぷローラなどから画像を選択できます。
- ie キー、メールキーで、同じディレクトリの別画像に切り替えます。W-ZERO3[es]ではダイヤルキーの[1][3]で切り替え。
- 画面の端をホールドしても画像の切り替えが行えます。
- カメラ
- 撮った画像をすぐに拡大して見ることができます。町で案内地図を撮影して持ち歩くと便利。
- ブックマーク(栞)
- 栞をセットした位置のファイル名、位置、倍率を記憶し、後でその状態に戻れます。W-ZERO3[es]ではダイヤルキーの[*]で栞セット、アクションボタンで栞に飛びます。
ダウンロードは ここ
あ、これだけは書いておこう。このソフトは無償で誰でも利用できますが無保証です。esでのデバッグ中にリセットキーも効かないようなフリーズをしまくったのでダメかと思ったんだけど、世間の評判を見るにesのシステム自身が安定してないので、そんなものみたい。というわけで、このプログラムを使っておきたいかなる障害も補償しません。報告を受ければ分かる範囲で対処したいとは思いますけど。