0.831 リリース

PicPie 0.831

タップアンドホールドでユーザーメニューが出せるようにしました。ユーザーメニューには次の新機能を定義できます。

指定ディレクトリからの画像選択

これまでは最後に選択したディレクトリが表示されていました。0.831からは、picpie.confで指定したディレクトリを表示することができます。参照する場所がいくつか決まっている場合は、いちいち選択メニューないでディレクトリを移動しなくとも、タップアンドホールドのユーザーメニューからすぐに呼び出せます。画像選択ディレクトリは8個まで指定可能です。

指定プログラムの呼び出し

タップアンドホールドのユーザーメニューから任意のプログラムを呼び出せるようになりました。画面キャプチャと連携して拡大した画面を簡単に保存できます。Todayの壁紙を作るのに便利。お気に入りメンバーだけを拡大してキャプチャした画像は、そのまま壁紙と同じ大きさになります。

 ClearPaint をメニューに設定すると面白いことになります。街中で案内表示板をカメラで撮影して、欲しい場所を拡大縮小して切り取って、さらに手書きで「ここにいるぜぇ!」と注釈をつけて送れます。ぶっちゃけ、指定プログラム呼び出しは ClearPaint を使いたくて作った機能でもあります。

メニューの指定方法

picpie.confに以下の書式で指定します。


メニュー表示文字列
コマンド
パラメータ

  • title

ユーザーメニューの項目に表示される文字列です。

  • command

以下のコマンドを指定します。

    • filelist paramで指定したディレクトリの画像選択ができます。(8個まで)
    • exec paramで指定したプログラムを実行します。実行中は PicPie の動作は停止します。(8個まで)
    • rotate 画面を90度回転します。
    • cbaron 下のコマンドバーを表示します。
    • cancel ユーザメニューを消去します。詳細再表示と同じ動作です。
    • --- デリミッタになります。
  • param

exec, filelist のパラメータです。

ダウンロードは ここ です。


(2007.3.24追加)
[es]でキーフックするとフリーズしたりして調子が悪いことがあります。W-ZERO3の少ないキーを取得するためにキーフックしてるのですが、[es]ではそんな無理することはないので、キーフックしない設定にした方がいいかもしれません。
 キーフックしないようにするには、picpie.conf の中の yes を削除します。もしくは、デフォルトの picpie.conf を削除し、同梱の picpie.conf.es を picpie.conf にリネームして使ってみてください。 picpie.conf.es は[es]用に最初からキーフックしないような記述になっています。